刺身の定番は『シロイカ』、山陰ではこのように読んでいますが「剣先いか」のことです。
夏の山陰を代表する甘味の強いイカで、イカの中では、最高ランクのです。
私も8月頃に、年に1回「にわか釣師」になってイカ釣りに行きます。
刺身が定番ですが、ゲソの塩焼きは酒の肴には絶品です。
『マグロ』、境漁港は、生マグロ日本一の水揚げ量を誇ります。
「クロマグロ」がメインで冷凍ではなく生です。
この辺りでは関東と違い赤身よりは中トロ・大トロが好まれています。
私は大トロが大好きです。刺身や海鮮丼は旨い。
以外と思われるのが『ハタハタ』、漁獲量の1位は兵庫県23.0%、2位は秋田県19.2%、3位は鳥取県18.7%、特に山陰の「とろはた」は旨さに秘訣あり。
日本海深海を回遊しているため、漁期も秋田が11月から12月ごろで子持ちであるのに対し、鳥取では9月から5月頃で非常に脂が乗っています。
従って秋田では「しょっつる鍋」でしょうが、こちらでの食べ方は、非常に脂が乗っているので主として「焼く」または「揚げる」ですね。
『モサエビ』地元でしか味わえない幻の逸品です。
鳥取県ではクロザコエビのことを「もさえび」と称し、9月~5月に沖合底びき網漁で漁獲されます。弾力のある食感や旨味が強く、甘味は甘エビ以上ですが、鮮度劣化が早いため遠隔地への出荷は難しく地元でしか味わえない幻のエビです。
北陸地方では「がすえび」、「どろえび」などと呼ばれています。
食べ方は刺身でもいいのですが、塩だけで丸焼きにして頭から殻ごと食べるのが最高です。
『大山(だいせん)どり』は鳥取県名産の銘柄鶏です。
「大山地どり(鳥取地どりピヨ)」は、シャモをベースに長年に渡り研究された鳥取県の地鶏で、「大山どり」とは違います。
なお、「大山どり」は関東でも有名で、食べログでは東京都内に2952店掲載されています。
その他にも、全国的に有名な、「20世紀梨」「砂丘らっきょう(全国第2位の生産量)」「長いも(全国第6位)」「スイカ(全国第4位)」等々が有ります。
最後は、『山陰のお酒』です。山陰ビジネス21の会員さんに蔵元の稲田本店さんがいます。
創業340年以上の歴史のある蔵元であり、米子市内では唯一の醸造所です。
「稲田姫」「いなたひめ強力(鳥取県原産の酒米強力)」「トップ水雷」等の銘柄で、大吟醸、吟醸、純米大吟醸、純米吟醸、純米酒まで揃えています。
当然ブース出展していますのでお求めください。